泣き顔を表現するのが難しくて、色々なパターンの泣き顔を描いてはみたのですが、なぜか皆同じような泣き顔になって、今ひとつ、特徴を表現することができませんでした・・。その一つの理由は、泣くという行為だけに捉われて、どのように泣くかという、感情面を考えていなかったからでした。
例えば、号泣するのと押し殺した泣き方は、全く泣き顔は異なります。押し殺した泣き顔は、目輪筋、三角筋を強調した方がよいことがわかります。また、号泣は、皺眉筋を寄せて、オトガイ筋を見せるようにするなど、泣き方によって、どこの顔の筋が動くのかを、観察していく必要があります。
私は練習素材に、ドラマで泣くシーンがあったら、写真にとって画像におとし、どこの筋が動いているのかを考察しつつ、摸写するクセをつけていったら、各段にうまくなってきましたよ。(講座生徒より)
==参考文献の紹介;
・表情―顔の微妙な表情を描く[マール社]
・人物デッサンのすべて―顔・肉体・服のシワ[マール社]
・人物を描く基本 使える美術解剖図[ホビージャパン]
●漫画講師からのアドバイス;
只今、先生に依頼中です。
|